【危険】雨漏りで屋根に登るのは絶対NG!建築会社が教える二次被害の怖さ

雨漏れトラブル

【結論】雨漏りを見つけても、絶対に屋根に登らないでください

「天井から水が!原因を確認しなきゃ」

その気持ちは分かります。でも、屋根に登るのは絶対にやめてください。

行動結果
屋根に登って確認転落事故、瓦を割ってさらに悪化
室内で応急処置被害を最小限に抑えられる

東海エリアで20年以上建築会社を経営してきた経験から断言します。
雨の日の屋根は、プロでも滑ります。命の危険があります。

この記事では、なぜ屋根に登ってはいけないのか、実際にあった二次被害の事例、
そして正しい対処法を解説します。


⚠️ 今すぐプロに相談したい方へ

屋根の状態が心配でも、自分で登る必要はありません。
プロに調査を依頼すれば、安全に原因を特定できます。

街角雨漏り相談所
24時間365日受付 | 最短即日対応

※まず室内でできる応急処置はこちらの記事で詳しく解説しています


なぜ屋根に登るのが危険なのか?5つの理由

理由①:濡れた屋根は想像以上に滑る

屋根材乾いた状態濡れた状態
やや滑りやすい非常に危険
スレート歩きやすい滑りやすい
金属屋根滑りやすい極めて危険
コケ・藻がある要注意転倒必至

東海エリアに多い瓦屋根は、濡れると特に滑りやすくなります。
表面が釉薬(うわぐすり)でコーティングされているため、
雨水で氷の上のような状態になります。

理由②:屋根の傾斜は思った以上に急

地上から見ると緩やかに見える屋根も、実際に登ると急勾配です。

勾配角度体感
3寸勾配約17度歩けるが滑りやすい
4寸勾配約22度かなり急に感じる
5寸勾配以上27度以上立っていられない

ポイント: 一般的な住宅の屋根は4〜5寸勾配が多く、プロでも専用の足場や命綱を使います。

理由③:瓦を踏み割るリスク

瓦は上から踏むと割れます。特に:

  • 谷部分(瓦が重なっている箇所)
  • 棟部分(屋根の頂上)
  • 軒先(屋根の端)
  • 経年劣化した瓦

割れた瓦から新たに雨水が侵入し、雨漏りがさらに悪化します。

理由④:梯子からの転落事故が多い

屋根への昇り降りで使う梯子。実はここが最も危険です。

事故パターン原因
梯子がズレて転落固定が不十分、地面が不安定
降りる時にバランスを崩す疲労、焦り、雨で濡れた手
梯子の角度が急すぎ設置ミス

消防庁のデータによると、住宅での転落事故の多くが梯子の使用時に発生しています。

理由⑤:高所作業には専門知識と装備が必要

プロの屋根職人は、以下の装備を使います:

  • 安全帯(命綱)
  • 屋根足場
  • 滑り止め靴
  • ヘルメット
  • 脚立の固定器具

素人がこれらなしで屋根に登るのは、無謀です。


【実例】屋根に登って起きた二次被害

東海エリアで実際にあった事例を紹介します(プライバシー保護のため詳細は変更しています)。

事例①:転落して骨折(愛知県・50代男性)

状況:台風の翌日、瓦がズレていないか確認しようと屋根に登った
結果:濡れた瓦で足を滑らせ、2階の屋根から転落
被害:肋骨骨折、全治3ヶ月

本来の修理費用: 瓦のズレ補修 約8万円
実際にかかった費用: 入院・治療費 約50万円+修理費用

事例②:瓦を割って雨漏り悪化(岐阜県・40代男性)

状況:小さな雨漏りの原因を探そうと屋根に登った
結果:瓦を3枚踏み割ってしまった
被害:雨漏りが3箇所に増加

本来の修理費用: 部分補修 約5万円
実際にかかった費用: 屋根全体の葺き直し 約120万円

事例③:雨樋を壊した(三重県・60代男性)

状況:梯子を雨樋に立てかけて登ろうとした
結果:雨樋が変形・破損
被害:雨樋から水が溢れ、外壁を伝って別の雨漏りが発生

本来の修理費用: 雨漏り調査 無料〜3万円
実際にかかった費用: 雨樋交換+外壁補修 約25万円


「でも、ちょっと見るだけなら…」という方へ

よくある言い訳と、その危険性

言い訳現実
「雨が止んだから大丈夫」屋根は数時間濡れたまま。乾いて見えても滑る
「低い屋根だから」2mの高さからの転落でも重傷・死亡事故あり
「若いから体力ある」屋根作業の事故は年齢に関係なく発生
「ちょっと見るだけ」登った瞬間に滑る。見る前に事故が起きる
「プロを呼ぶお金がない」事故の治療費の方が高くつく

「確認したい」気持ちは分かります

雨漏りが起きると、原因が気になるのは当然です。
でも、素人が目視で原因を特定するのは、ほぼ不可能です。

理由:

  • 水の侵入口と、室内で漏れてくる場所は違う
  • 屋根材の下(防水シート)の劣化は見えない
  • プロでも散水試験をしないと特定できないことが多い

→ 雨漏りの原因について詳しくはこちらの記事で解説しています


屋根に登らずにできること

✅ 室内でできる応急処置

やること目的
バケツ+雑巾で水を受ける床の保護、水の飛び散り防止
ビニールシートで家財を覆う家電・家具の保護
窓周りならカーテンを外すカーテンからの二次浸水防止

→ 応急処置の詳しい手順はこちらの記事をご覧ください

✅ 地上から安全に確認できること

確認箇所見るポイント道具
屋根全体瓦のズレ、棟の歪み双眼鏡、スマホのズーム
雨樋詰まり、外れ、水の溢れ目視
外壁ひび割れ、コーキングの劣化目視
軒天(のきてん)シミ、剥がれ、カビ目視

ポイント: 雨が止んだ後、地上から双眼鏡やスマホのズーム機能で屋根を確認すれば、大まかな状況は分かります。

✅ プロに調査を依頼する

最も安全で確実な方法です。

調査内容費用所要時間
目視調査無料〜3万円30分〜1時間
散水試験3万〜10万円2〜3時間
赤外線カメラ調査5万〜15万円1〜2時間

多くの業者は、見積もり前の現地調査を無料で行っています。


特に危険な状況

以下の状況では、絶対に屋根に近づかないでください:

⚠️ 極めて危険

状況危険度理由
雨が降っている★★★★★滑る、視界不良、感電リスク
強風★★★★★バランスを崩す、物が飛んでくる
夜間・暗い時間帯★★★★★足元が見えない
雨上がり直後★★★★☆まだ濡れている
台風の最中★★★★★論外。命に関わる

台風シーズンの東海エリアは特に注意

東海エリアは台風の通り道です。伊勢湾台風(1959年)以降、防災意識は高まりましたが、
台風の最中や直後に屋根に登る事故が毎年発生しています。

台風が過ぎても、屋根は濡れています。翌日以降、晴れて乾いてからプロに依頼してください。


「でも費用が心配…」という方へ

無料でできること

  1. 無料見積もりを依頼する
    • 多くの業者は現地調査まで無料
    • 複数社に依頼して比較検討
  2. 火災保険を確認する
    • 台風・強風による被害は保険適用の可能性
    • 申請が通れば、自己負担ゼロで修理できることも
  3. 応急処置で時間を稼ぐ
    • 室内の応急処置は費用ゼロ
    • 数日〜数週間は持ちこたえられる

費用の目安

修理内容費用相場
瓦の部分補修5万〜15万円
コーキング補修3万〜10万円
防水シート補修10万〜30万円
屋根全体の葺き替え100万〜200万円

重要:
早期に修理すれば費用は安く済みます。放置して被害が拡大すると、数百万円になることも。


【参考】安全に調査を依頼できるサービス

屋根の状態を安全に確認するには、プロへの依頼が最善です。

街角雨漏り相談所

  • 特徴:24時間365日受付、緊急対応可能
  • 対応:最短即日、スピード対応
  • こんな人に:今すぐ屋根を見てほしい方
  • リンク街角雨漏り相談所

雨漏り修理110番

  • 特徴:火災保険の申請サポートあり、加盟店が多く全国対応
  • 対応:保険適用の可否を含めた相談が可能
  • こんな人に:費用を抑えたい、保険を使いたい方
  • リンク雨漏り修理110番

リショップナビ

  • 特徴:大規模修繕・リフォーム案件に強い
  • 対応:複数社から相見積もり
  • こんな人に:屋根全体の改修を検討している方
  • リンクリショップナビ

まとめ:命より大切な屋根はない

【絶対に覚えておいてほしいこと】

  1. 雨漏りしても、屋根には登らない
    • 濡れた屋根はプロでも滑る
    • 転落事故は命に関わる
  2. 二次被害のリスクが高い
    • 瓦を割ってさらに悪化
    • 梯子で雨樋を壊す
    • 治療費の方が修理費より高くつく
  3. 地上からできることをやる
    • 室内の応急処置
    • 双眼鏡で屋根を確認
    • プロに調査を依頼
  4. 屋根の確認はプロに任せる
    • 無料見積もりを活用
    • 火災保険で費用を抑えられる可能性

あなたの命は、屋根より大切です

雨漏りは確かに心配です。でも、屋根は修理できても、命は取り返しがつきません。

焦る気持ちを抑えて、まずは室内の応急処置を。そして、プロに連絡してください。


執筆・監修: sumai-trouble.com 運営者(建築業界歴20年以上)
最終更新日: 2026年1月

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