天窓から雨漏りする原因は?トップライトの弱点と対処法

雨漏れトラブル
  1. 【結論】天窓は構造的に雨漏りしやすい|築15年以上は要注意
    1. 💡 天窓の雨漏りが心配な方へ
  2. 天窓から雨漏りしやすい理由
    1. 天窓が雨漏りしやすい構造的な理由
    2. 天窓の寿命はどのくらい?
  3. 天窓の雨漏り原因①:パッキン・シーリングの劣化
    1. 天窓のパッキン・シーリングがある場所
    2. 天窓パッキン・シーリングの劣化サイン
  4. 天窓の雨漏り原因②:防水シート(ルーフィング)の劣化
    1. 天窓周りの防水シートが劣化しやすい理由
  5. 天窓の雨漏り原因③:天窓と屋根の取り合い部の劣化
    1. 天窓と屋根の取り合い部で起きる問題
  6. 天窓の雨漏り原因④:天窓本体の経年劣化
    1. 天窓本体の劣化ポイント
  7. 天窓の雨漏りと結露の見分け方
    1. 天窓の雨漏りと結露の違い
    2. 天窓の結露を防ぐ方法
  8. 天窓の雨漏りを放置するとどうなる?
    1. 天窓の雨漏りを放置した場合の被害
  9. 天窓の雨漏り|修理か撤去か?判断基準
    1. 天窓の雨漏り対処法の選択肢
    2. 天窓の修理・交換・撤去の判断基準
    3. 天窓を撤去するメリット・デメリット
  10. 天窓の雨漏り修理の費用目安
    1. 天窓の雨漏り|修理内容別の費用相場
  11. 天窓の雨漏りに火災保険は使える?
    1. 火災保険が使える可能性がある天窓の雨漏り
  12. 天窓の雨漏りを予防するメンテナンス
    1. 天窓の雨漏り予防|メンテナンススケジュール
  13. 【参考】天窓の雨漏り調査・修理を依頼できるサービス
    1. 街角雨漏り相談所
    2. 雨漏り修理110番
    3. リショップナビ
  14. まとめ:天窓の雨漏りは築年数で対処法が変わる
    1. 【天窓の雨漏りで覚えておいてほしいこと】
    2. 天窓の雨漏りは放置せず早めに対処を
  15. 関連記事

【結論】天窓は構造的に雨漏りしやすい|築15年以上は要注意

「天窓から雨漏りしてる…どうすればいい?」

正直に言います。天窓(トップライト)は、屋根の中で最も雨漏りしやすい箇所です。
屋根に穴を開けて設置している以上、雨漏りリスクは避けられません。

天窓の雨漏り原因発生頻度
パッキン・シーリングの劣化★★★★★
防水シート(ルーフィング)の劣化★★★★☆
天窓と屋根の取り合い部の劣化★★★★☆
天窓本体の経年劣化★★★☆☆
結露(雨漏りと間違えやすい)★★★☆☆

東海エリアで20年以上建築会社を経営してきた経験から、
天窓の雨漏り原因と、修理か撤去かの判断基準を詳しく解説します。


💡 天窓の雨漏りが心配な方へ

天窓の状態は、プロに調査してもらうのが確実です。
屋根に登っての調査が必要なため、専門業者に依頼してください。

街角雨漏り相談所
24時間365日受付|最短即日対応


天窓から雨漏りしやすい理由

なぜ天窓は雨漏りしやすいのか。
それは、屋根に「穴」を開けているからです。

天窓が雨漏りしやすい構造的な理由

天窓の特徴雨漏りリスク
屋根面に設置上から直接雨を受ける
屋根との接合部が多いシーリング・防水処理の劣化ポイントが多い
ガラス面があるパッキンの劣化で隙間ができやすい
温度変化が激しい膨張・収縮で隙間ができやすい
開閉するタイプもある可動部分は劣化しやすい

一般的な窓は壁に設置されますが、天窓は屋根面に上向きで設置されます。
雨を直接受ける位置にあるため、どうしても雨漏りリスクが高くなります。

天窓の寿命はどのくらい?

部位寿命目安
パッキン・シーリング10〜15年
防水シート(取り合い部)15〜20年
天窓本体20〜30年

築15年を過ぎた天窓は、雨漏りリスクが高まります。
定期的な点検とメンテナンスが必要です。


天窓の雨漏り原因①:パッキン・シーリングの劣化

天窓の雨漏り原因で最も多いのが、パッキンやシーリングの劣化です。

天窓のパッキン・シーリングがある場所

  • ガラスと枠の間
  • 天窓枠と屋根の間
  • 開閉部分(開閉式の場合)

天窓パッキン・シーリングの劣化サイン

症状状態緊急度
硬化・弾力低下密閉性が低下している★★★☆☆
ひび割れ隙間から雨水侵入のリスク★★★★☆
剥離・隙間接着が切れている★★★★★
欠落防水機能が失われている★★★★★

天窓のパッキン・シーリング寿命は10〜15年。
築10年を過ぎたら、定期的にチェックが必要です。


天窓の雨漏り原因②:防水シート(ルーフィング)の劣化

天窓周りの防水シート(ルーフィング)が劣化すると、
屋根材の下から雨水が侵入します。

天窓周りの防水シートが劣化しやすい理由

  • 天窓周りは切り込みが多く、処理が複雑
  • 温度変化が激しく、劣化が早い
  • 施工時の処理が不十分なケースもある

防水シートの劣化は外から見えないため、雨漏りして初めて気づくことが多いです。


天窓の雨漏り原因③:天窓と屋根の取り合い部の劣化

天窓と屋根材の取り合い部(接合部)は、雨漏りの弱点です。

天窓と屋根の取り合い部で起きる問題

問題原因
水切り板金の劣化サビ、変形、シーリング劣化
屋根材との隙間経年変化、施工不良
落ち葉・ゴミの堆積水の流れを妨げて浸入

特に天窓の上側(水上側)は、雨水が集まりやすく雨漏りリスクが高い箇所です。


天窓の雨漏り原因④:天窓本体の経年劣化

天窓本体も経年劣化します。特に以下の部分は要注意です。

天窓本体の劣化ポイント

部位劣化の症状
枠(フレーム)木製は腐食、アルミは変形・サビ
ガラスひび割れ、ペアガラスの曇り(シール切れ)
開閉機構動きが悪い、閉まりきらない
網戸・ブラインド破れ、動作不良

天窓本体の寿命は20〜30年。
本体が劣化している場合は、交換を検討する必要があります。


天窓の雨漏りと結露の見分け方

天窓から水が垂れてきたとき、雨漏りではなく「結露」の場合があります。

天窓の雨漏りと結露の違い

項目雨漏り結露
発生タイミング雨が降っているとき寒暖差が大きいとき(冬の朝など)
発生場所枠の隙間、取り合い部からガラス面全体、枠の室内側
水の量雨量に比例して増える少量〜中量で一定
天候との関係雨の日に発生晴れの日でも発生する

天窓の結露を防ぐ方法

  • 室内の換気を良くする
  • 暖房時に加湿しすぎない
  • ペアガラス(複層ガラス)への交換
  • 結露防止フィルムを貼る

「雨の日だけ水が垂れる」なら雨漏り、「晴れの日の朝も濡れている」なら結露の可能性が高いです。


天窓の雨漏りを放置するとどうなる?

天窓の雨漏りを放置すると、屋根裏から室内まで被害が広がります。

天窓の雨漏りを放置した場合の被害

放置期間発生する被害
数週間〜1ヶ月天窓周りのクロス変色、カビ発生
数ヶ月天井材の劣化、断熱材の吸水
半年〜1年天井下地・野地板の腐食
1年以上構造体(垂木・梁)の腐食、シロアリ被害

天窓からの雨漏りは、屋根裏を通って広範囲に被害が及ぶことがあります。
天井にシミが出たら、早めに対処してください。

→ 雨漏り修理の費用相場はこちらの記事で詳しく解説しています。


天窓の雨漏り|修理か撤去か?判断基準

天窓の雨漏りには、3つの選択肢があります。

天窓の雨漏り対処法の選択肢

選択肢内容費用目安
部分修理パッキン・シーリングの補修5万〜15万円
天窓交換天窓本体を新品に交換30万〜60万円
天窓撤去天窓を塞いで屋根に戻す20万〜40万円

天窓の修理・交換・撤去の判断基準

状況おすすめの対処
築10年未満、軽度の劣化部分修理
築15〜20年、本体はまだ使える部分修理 or 交換を検討
築20年以上、本体も劣化交換 or 撤去を検討
天窓をあまり使っていない撤去も選択肢に
繰り返し雨漏りしている交換 or 撤去を検討

天窓を撤去するメリット・デメリット

メリットデメリット
雨漏りリスクがなくなる採光が減る
将来のメンテナンス不要換気が悪くなる(開閉式の場合)
断熱性が向上する撤去費用がかかる

「天窓の明るさが必要」なら交換、「なくても困らない」なら撤去も選択肢です。


天窓の雨漏り修理の費用目安

天窓の雨漏り修理は、内容によって費用が大きく変わります。

天窓の雨漏り|修理内容別の費用相場

修理内容費用相場
パッキン・シーリング補修5万〜15万円
天窓周りの防水やり直し15万〜30万円
天窓本体の交換30万〜60万円
天窓の撤去・屋根復旧20万〜40万円
天井・内装の補修5万〜20万円(別途)

ポイント: 天窓の修理・交換には足場が必要なことが多く、足場代(15万〜25万円)が別途かかる場合があります。

→ より詳しい費用相場はこちらの記事をご覧ください。


天窓の雨漏りに火災保険は使える?

台風や強風で天窓が破損した場合、火災保険が適用される可能性があります。

火災保険が使える可能性がある天窓の雨漏り

原因保険適用
台風の飛来物で天窓ガラスが割れた◎ 可能性高い
強風で天窓周りの板金が浮いた○ 可能性あり
雹で天窓にヒビが入った◎ 可能性高い
経年劣化でパッキンが傷んだ× 適用外
経年劣化で防水シートが劣化× 適用外

→ 火災保険の詳細はこちらの記事で解説しています。


天窓の雨漏りを予防するメンテナンス

天窓の雨漏りは、定期的なメンテナンスで予防・早期発見できます。

天窓の雨漏り予防|メンテナンススケジュール

頻度メンテナンス内容
年1〜2回室内から目視点検(シミ、カビ、結露)
5年ごとプロによる点検(屋根側の状態確認)
10〜15年ごとパッキン・シーリングの打ち替え
20〜30年天窓本体の交換または撤去を検討

ポイント: 天窓は屋根側からの点検が必要です。
屋根のメンテナンス時に、天窓も一緒にチェックしてもらいましょう。

※天窓の点検のためにご自身で屋根に登るのは絶対にやめてください。
→ 詳しくはこちらの記事をご覧ください。


【参考】天窓の雨漏り調査・修理を依頼できるサービス

天窓の状態が気になる方は、まずプロに調査を依頼してください。

街角雨漏り相談所

  • 特徴:24時間365日受付、緊急対応可能
  • 対応:最短即日、スピード対応
  • こんな人に:今すぐ天窓を見てほしい方
  • リンク街角雨漏り相談所

雨漏り修理110番

  • 特徴:火災保険の申請サポートあり、加盟店が多く全国対応
  • 対応:保険適用の可否を含めた相談が可能
  • こんな人に:火災保険を使って費用を抑えたい方
  • リンク雨漏り修理110番

リショップナビ

  • 特徴:大規模修繕・リフォーム案件に強い
  • 対応:複数社から相見積もり
  • こんな人に:天窓の交換・撤去を検討している方
  • リンクリショップナビ

まとめ:天窓の雨漏りは築年数で対処法が変わる

【天窓の雨漏りで覚えておいてほしいこと】

  1. 天窓は構造的に雨漏りしやすい
    • 屋根に穴を開けて設置している
    • 上から直接雨を受ける位置にある
  2. 天窓の雨漏り原因は主に4つ
    • パッキン・シーリングの劣化
    • 防水シートの劣化
    • 取り合い部の劣化
    • 天窓本体の経年劣化
  3. 結露と雨漏りは見分けが必要
    • 雨の日だけ濡れるなら雨漏り
    • 晴れの日の朝も濡れるなら結露
  4. 築年数で対処法を判断
    • 築10年未満:部分修理
    • 築15〜20年:交換を検討
    • 築20年以上:撤去も選択肢

天窓の雨漏りは放置せず早めに対処を

天窓からの雨漏りは、屋根裏を通って広範囲に被害が及ぶことがあります。
天井にシミが出たら、早めにプロに相談してください。

修理で済むか、交換・撤去が必要かは、プロの診断で判断してもらうのが確実です。


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執筆・監修: sumai-trouble.com 運営者(建築業界歴20年以上)
最終更新日: 2026年1月

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