給湯器交換の費用相場は?工事費込みの金額と見積もりの​​見方をプロが解説

給湯器トラブル
  1. 給湯器交換にいくらかかるか分からなくて不安
  2. 【結論】給湯器交換の費用相場
  3. 給湯器交換の費用相場は15万〜30万円!総額が確定3要素
    1. ① 給湯器本体の価格
    2. ② 工事費用
    3. 同じ給湯器でも総額が変わる理由
      1. ① 本体価格の仕入れルートの違い
      2. ② 工事費に含まれる内容の違い
      3. ③ 保証内容の違い
    4. 現場でよくある誤解
  4. 「本体価格+標準工事費」の内訳を公開|追加費用が発生するケースとは?
    1. 標準工事費に含まれる内容
    2. 追加工事費が発生するケース
  5. 【種類別】従来型 vs エコジョー費比較|5年で元が取れるって本当?
    1. ① ガス給湯器(従来型)
    2. ② エコジョーズ
    3. ③ エコキュート
  6. なぜ業者によって見積りが5万円も違うのか?現場の裏側を教えます
    1. 費用が高くなるケース
      1. ① 設置場所が特殊
      2. ② 号数を変更する
      3. ③ 追い焚き機能を追加する
      4. ④ 配管・排気方向を変更する
      5. ⑤ 夜間・休日に対応を依頼する
    2. 費用が安くなるケース
      1. ① 既存の設置場所・配管をそのまま使える
      2. ② 型落ち品を選ぶ
      3. ③ 閑散期を狙う
      4. ④ 複数の業者から見積もりを取る
  7. 【修理 vs 交換】修理費用3万円を見込むのは損?
    1. 修理費用が積み重なるケース
    2. 使用年数との関係
    3. トータルコストで考える視点
    4. 修理費用について詳しく知りたい方へ
  8. ぼったくりを回避!見積もりで必ずチェックすべき「4つの項目」
    1. ① 「工事費一式」の注意点
    2. ② 何が含まれているか確認する重要性
    3. ③ 追加費用の有無
    4. ④ 保証内容が明示されているか
  9. 失敗しない次の一歩|即日対応業者と相見積もりの​​賢い使い方
    1. 【パターン①】今すぐ交換が必要な人
    2. 【パターン②】比較してから判断したい人
  10. まとめ|給湯器交換は高額だが、合理的な判断になることも多い

給湯器交換にいくらかかるか分からなくて不安

給湯器の交換を検討するとき、
最も気になるのが「実際にいくらかかるのか」ということだと思います。

業者に見積もりを取ったら「思ったより高い」と感じたり、
逆に「この金額は安すぎて不安」と感じたり「妥当な金額なのか判断できない」という声を、
建築会社を経営する立場でよく聞いてきました。

給湯器交換は高額な出費になることが多いため、
「相場を知らずに決めて後悔したくない」という慎重な気持ちは、とても自然なものです。

このページで分かること
・給湯器交換の総額相場
・見積もり金額が違う理由
・修理と交換を費用で判断する考え方


【結論】給湯器交換の費用相場

給湯器交換にかかる総額の相場は、本体+工事費込みで15万〜30万円前後です。

ただし、この金額には幅があり、

  • 給湯器の種類(従来型、エコジョーズ、エコキュートなど)
  • 号数(16号、20号、24号など)
  • 機能(追い焚きの有無、リモコンの種類など)
  • 設置条件(設置場所、配管の変更の有無など)

によって変動します。

極端に安い見積もり(10万円未満)や、極端に高い見積もり(40万円以上)の場合は、
工事内容や条件に何らかの違いがあることが多いため、理由を確認することが大切です。

安すぎる場合は工事内容に問題があることが多く、高すぎる場合は特殊な工事が必要か、
または割高な可能性があります。

業者選びの前提として、「何社に見積もりを取るか」は非常に重要です。
→ 給湯器交換は何社に見積もりを取るべき?

このページを読み終えたとき、
あなたが見積もりの妥当性を判断できる状態になることを目指しています。


給湯器交換の費用相場は15万〜30万円!総額が確定3要素

給湯器交換の費用は、大きく分けて以下の2つで構成されています。

① 給湯器本体の価格

  • メーカー(ノーリツ、リンナイ、パロマなど)
  • 号数(16号、20号、24号など)
  • 機能(追い焚き、オート、フルオートなど)

によって変わります。

② 工事費用

以下の項目が含まれます。

  • 既存給湯器の撤去・廃棄
  • 新しい給湯器の設置
  • 配管工事(ガス・給水・追い焚きなど)
  • 電気工事(リモコン配線など)
  • 試運転・動作確認

同じ給湯器でも総額が変わる理由

「同じ機種の給湯器なのに、業者によって見積もりが5万円以上違う」ということがあります。

これには、以下のような理由があります。

① 本体価格の仕入れルートの違い

業者によって、メーカーからの仕入れ価格が異なります。

  • 大量仕入れできる業者:本体価格が安い
  • 小規模な業者:本体価格がやや高い

② 工事費に含まれる内容の違い

「工事費一式」と書かれていても、実際に含まれる内容が業者によって異なることがあります。

  • A業者:撤去・設置・配管・試運転すべて込み
  • B業者:設置のみで、配管や試運転は別途料金

③ 保証内容の違い

  • 工事保証が付いている業者:やや高め
  • 工事保証がない業者:やや安め

現場でよくある誤解

誤解①「本体価格だけ見て安いと思ったが、工事費を足したら高かった」

→ 必ず「総額」で比較してください。

誤解②「工事費一式と書いてあるから安心と思ったら、後から追加費用を請求された」

→ 「工事費一式」の中に何が含まれているか、必ず確認してください。

誤解③「安い業者に頼んだら、工事が雑で水漏れが発生した」

→ 安さだけでなく、工事保証や信頼性も確認することが大切です。


「本体価格+標準工事費」の内訳を公開|追加費用が発生するケースとは?

給湯器交換の総額は、以下のような内訳で構成されています。

項目費用の目安含まれる内容
給湯器本体価格5万〜20万円メーカー、号数、機能によって変動
標準工事費3万〜6万円撤去・設置・配管・電気工事・試運転
追加工事費(必要な場合のみ)1万〜10万円配管延長、排気方向変更、高所作業など
その他0〜1万円出張費、駐車場代、時間外料金など
総額15万〜30万円前後上記の合計

※ あくまで目安です。機種・設置条件・業者によって変動します。


標準工事費に含まれる内容

標準工事費には、通常以下の内容が含まれます。

  • 既存給湯器の撤去・廃棄
  • 新しい給湯器の設置
  • ガス配管の接続
  • 給水・給湯配管の接続
  • 追い焚き配管の接続(追い焚き機能がある場合)
  • リモコンの配線
  • 試運転・動作確認

追加工事費が発生するケース

以下のような場合は、標準工事費に加えて追加工事費が発生することがあります。

  • 配管の延長が必要(1万〜3万円程度)
  • 排気方向の変更が必要(1万〜3万円程度)
  • 高所作業が必要(5,000円〜1万円程度)
  • 電気容量の変更が必要(1万〜3万円程度)
  • 設置場所の変更(3万〜10万円程度)

見積もりを取る際に、
「追加工事費が発生する可能性はありますか?」と確認しておくことをおすすめします。


【種類別】従来型 vs エコジョー費比較|5年で元が取れるって本当?

ここでは、給湯器の種類別に交換費用の目安を整理します。

※ 「どれを選ぶべきか」を決めるのではなく、「費用の差を理解する」ことが目的です。


① ガス給湯器(従来型)

特徴:

  • 最も一般的なタイプ
  • 初期費用が安い

交換費用の目安:

号数・機能本体+工事費の総額
16号・追い焚きなし10万〜15万円
20号・追い焚き付き13万〜20万円
24号・追い焚き付き15万〜25万円

こんな家庭向け:

  • 初期費用を抑えたい
  • 3〜5人家族で標準的な給湯機能があればよい

② エコジョーズ

特徴:

  • 排気熱を再利用する省エネタイプ
  • ガス使用量が約15〜20%削減
  • 年間で1万〜2万円のガス代節約

交換費用の目安:

号数・機能本体+工事費の総額
20号・追い焚き付き18万〜25万円
24号・追い焚き付き20万〜30万円

こんな家庭向け:

  • 長期的にガス代を節約したい
  • 環境に配慮したい

従来型との費用差:

初期費用は従来型より3万〜5万円高いですが、
年間1万〜2万円のガス代節約効果があるため、5〜7年程度で元が取れる計算になります。

建築の現場を見てきた立場から言えるのは、
4人家族以上であれば、数万円の差はガス代の節約で比較的早く回収できるケースが多いということです。
そのため、条件が合うのであれば、今あえて従来型を選ぶメリットは大きくないと言えます。


③ エコキュート

特徴:

  • 電気でお湯を沸かすタイプ
  • オール電化住宅向け
  • 深夜電力を使うため、電気代が安い

交換費用の目安:

タンク容量本体+工事費の総額
370L(2〜4人家族向け)40万〜60万円
460L(4〜6人家族向け)50万〜70万円

こんな家庭向け:

  • オール電化住宅
  • ガスを使わない生活にしたい

注意点:

  • 初期費用が高い
  • 設置スペースが必要(貯湯タンク+ヒートポンプユニット)
  • 冬場は湯切れすることがある

エコキュートについては、このページでは深掘りしません。
ガス給湯器との費用差を理解する程度にとどめます。


なぜ業者によって見積りが5万円も違うのか?現場の裏側を教えます

同じ機種の給湯器でも、設置条件によって費用が変わることがあります。


費用が高くなるケース

① 設置場所が特殊

  • 高所に設置(マンションのパイプシャフトなど)→ 高所作業費が発生
  • 狭小スペース(作業が難しい場所)→ 作業費が増加

② 号数を変更する

  • 16号→24号にアップグレード → 配管の変更が必要な場合がある
  • 24号→16号にダウングレード → 配管の調整が必要

③ 追い焚き機能を追加する

  • 追い焚きなし→追い焚き付きに変更 → 追い焚き配管の新設が必要(3万〜5万円程度)

④ 配管・排気方向を変更する

  • 配管の延長(1万〜3万円程度)
  • 排気方向の変更(1万〜3万円程度)

⑤ 夜間・休日に対応を依頼する

  • 時間外料金(5,000円〜1万円程度)

費用が安くなるケース

① 既存の設置場所・配管をそのまま使える

  • 配管の延長や変更が不要
  • 既存の給湯器と同じ位置に設置できる

② 型落ち品を選ぶ

  • 最新モデルではなく、1〜2年前のモデルを選ぶと、本体価格が数万円安くなることがある

③ 閑散期を狙う

  • 冬場(12月〜3月)は需要が集中するため、価格が高めになることがある
  • 春〜秋の閑散期は、キャンペーンや値引きがあることもある

④ 複数の業者から見積もりを取る

  • 2〜3社から見積もりを取ることで、金額の相場が分かる
  • 極端に高い業者、極端に安い業者を避けられる

【修理 vs 交換】修理費用3万円を見込むのは損?

給湯器交換を検討するとき、「修理で済ませるか、交換するか」の判断は、費用面でも重要です。


修理費用が積み重なるケース

建築の現場でよく見るのが、
「修理費用が積み重なって、結局交換したほうが安かった」というケースです。

よくあるパターン:

  • 「10年使っている給湯器を3万円で修理」
  • 「半年後にまた別の箇所が故障して、また3万円」
  • 「さらに1年後にまた故障して、結局交換で20万円」
  • 「トータルで26万円かかり、最初から交換していれば20万円で済んだ」

使用年数との関係

使用年数修理の考え方交換の考え方
5年未満修理を優先。修理費用が5万円以内なら妥当。修理費用が5万円以上なら、交換も検討。
5〜10年修理費用が3万円以内なら修理を検討。修理費用が5万円以上なら、交換を優先。
10年以上修理してもすぐに別の箇所が壊れる可能性が高い。交換を第一候補に。

使用年数が10年以上の場合は、修理できるかどうかだけでなく、
今後どれくらい安心して使えそうかも判断材料になります。
給湯器を10年以上使っている場合は修理できる?


トータルコストで考える視点

例:使用年数10年、修理費用3万円の場合

修理を選んだ場合:

  • 今回の修理費用:3万円
  • 2年以内に別の箇所が故障:3万円
  • トータル:6万円

交換を選んだ場合:

  • 交換費用:20万円
  • 今後10年間安心
  • 省エネ効果(年間1.5万円 × 10年):15万円
  • 実質的な負担:20万円 – 15万円 = 5万円

→ トータルコストで考えると、交換のほうが安くつくことがあります。


修理費用について詳しく知りたい方へ

修理費用の相場や、高額になるケースについては、以下のページで詳しく解説しています。

→ 給湯器の修理費用はいくら?相場と高額になるケース


ぼったくりを回避!見積もりで必ずチェックすべき「4つの項目」

業者から見積もりをもらったとき、
「この金額は妥当なのか」を判断するために、以下のポイントを確認してください。


① 「工事費一式」の注意点

「工事費一式:◯万円」とだけ書かれている見積もりは要注意です。

確認すべきこと:

  • 撤去・廃棄費用は含まれているか
  • 配管工事費は含まれているか
  • 電気工事費は含まれているか
  • 試運転・動作確認は含まれているか

「工事費一式」の中身を確認せずに契約すると、
後から「これは別途料金です」と言われることがあります。


② 何が含まれているか確認する重要性

見積もりには、以下の項目が明示されているか確認してください。

  • 給湯器本体価格(メーカー・型番も明記されているか)
  • 撤去・廃棄費用
  • 設置費用
  • 配管工事費用
  • 電気工事費用
  • 試運転・動作確認
  • 工事保証の有無・期間

内訳が明示されていない場合、「なぜこの金額なのか」を質問してください。


③ 追加費用の有無

「この見積もり以外に、追加費用が発生する可能性はありますか?」と必ず確認してください。

良心的な業者であれば、

  • 「この金額で確定です」
  • 「作業中に他の工事が必要になった場合は、事前に連絡します」

と明確に答えてくれます。


④ 保証内容が明示されているか

  • メーカー保証は何年か(通常1〜2年)
  • 工事保証は付いているか、何年か
  • 延長保証に加入できるか、費用はいくらか

を確認してください。

工事保証がない業者は、
設置後に水漏れなどのトラブルが発生しても、追加費用を請求されることがあります。

安さだけで選ぶと、5年後に水漏れした際に実費になります。
10年保証を付けている業者を選ぶのが、結果として最も安上がりです


失敗しない次の一歩|即日対応業者と相見積もりの​​賢い使い方

給湯器交換の費用相場を理解したうえで、次に取るべき行動を整理します。

費用だけで判断が難しい場合は、修理と交換の考え方を整理してから判断する方法もあります。
給湯器の修理と交換はどちらが正解?判断基準と注意点


【パターン①】今すぐ交換が必要な人

以下のような場合は、即日対応を検討する価値があります。

  • すでに給湯器が壊れていて、お湯が使えない
  • 小さな子どもや高齢者がいて、今日中にお湯を使いたい
  • 冬場で、明日もお湯が使えないと困る

即日対応のメリット:

  • 電話やLINEでの相談が無料
  • 最短で当日中に訪問・見積もり
  • 在庫があれば、その日のうちに交換まで完了

注意点:

  • 夜間・休日料金が発生することがある
  • 機種の選択肢が限られることがある

見積もりを見てから断ってもいい:

即日対応を依頼したからといって、必ず契約しなければならないわけではありません。
見積もりを見て、「高すぎる」「納得できない」と感じたら、断って構いません。


【パターン②】比較してから判断したい人

以下のような場合は、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。

  • 数日以内には交換したいが、少し時間の余裕はある
  • 複数の業者で見積もりを比較してから決めたい
  • メーカーや機種も含めて、じっくり選びたい

複数見積もりのメリット:

  • 金額の相場が分かる
  • 説明の丁寧さや信頼性を比較できる
  • 納得して決められる

焦って決めない重要性:

建築の現場では、「焦って1社だけで決めて後悔する」ケースをよく見ます。

  • 「他の業者なら10万円安かった」
  • 「説明が不十分で、後から追加費用を請求された」
  • 「工事保証が付いていなかった」

こういった後悔を避けるためには、「少し時間をかけても、納得して決める」ことが大切です。

ここまでで、
・避けるべき業者の特徴
・見積もりを見るときの判断軸
・即日対応が必要なケース

は整理できたと思います。

もし「今日中にお湯を使える状態に戻す必要がある」場合でも、
まずは状況を相談してから判断して構いません。

見積もりを見てから断っても問題ありませんし、
今すぐ契約する必要もありません。
▶ 即日対応が可能な業者に相談してみる


まとめ|給湯器交換は高額だが、合理的な判断になることも多い

給湯器交換の費用相場は、本体+工事費込みで15万〜30万円前後です。

費用の内訳:

  • 給湯器本体価格:5万〜20万円
  • 標準工事費:3万〜6万円
  • 追加工事費(必要な場合のみ):1万〜10万円

見積もりを見るときのチェックポイント:

  • 内訳が明示されているか
  • 「工事費一式」の中身を確認
  • 追加費用の有無
  • 保証内容

修理か交換かの判断:

  • 修理費用が積み重なるリスク
  • 使用年数との関係
  • トータルコストで考える視点

給湯器交換は高額な出費ですが、

  • 修理を繰り返すよりトータルで安くつくことがある
  • 省エネ効果で年間1万〜2万円のガス代を節約できる
  • 今後10年以上安心して使える

といった理由から、合理的な判断になることも多いです。

焦らず、比較し、納得して決めていい。

給湯器交換は人生で何度もある買い物ではありません。

  • 複数の業者から見積もりを取る
  • 内訳を確認し、不明点を質問する
  • 家族と相談して決める

という流れを踏むことで、後悔しない選択ができます。

見積もりを見て納得できなければ、断って構いません。
それは決して失礼なことではありません。

このページが、あなたの給湯器交換の判断材料として役立てば幸いです。

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