【結論】原因を特定してから、安全に対処する
給湯器からお湯が出なくなったとき、
「すぐに業者を呼ぶべきか」「自分で何とかできないか」と迷う方が多いと思います。
建築会社を経営し、数多くの給湯器トラブルに対応してきた立場から言えば、
「まず原因を特定する → 自分で安全に対処できる範囲を試す → ダメなら無理せず相談する」
この流れが、最も早く・安全に・後悔なく解決できる方法です。
【お急ぎの方へ】
「原因を調べている余裕がない」「今すぐお湯が使えますようにしたい」という方は、
東海エリアで即日対応可能な以下の窓口へ直接ご相談ください。
[>最短30分で駆けつけ。無料相談窓口はこちら
お湯が出ない原因は、簡単な設定ミスから、内部の故障、寿命まで様々です。
このページでは、症状別に原因を整理し、
「自分でできること」と「業者に任せるべきこと」を明確にお伝えします。
【30秒チェック】まずここだけ確認してください
- 全ての蛇口でお湯が出ない → 「症状1」へ
- 特定の蛇口だけ出ない → 「症状2」へ(給湯器ではなく蛇口側の可能性)
- ぬるい/温度が不安定 → 「症状3」へ
- 冬の朝だけ出ない → 「症状4」へ(凍結の可能性)
- エラーコード表示 → 「症状5」へ(コードをメモ)
給湯器からお湯に故障の原因は?5つのパターンを特定する
給湯器からお湯が出ない原因は、以下の5つのパターンに分類できます。
① 電源・設定の問題(自力で解決できる可能性:高)
- リモコンの電源が切れている
- ブレーカーが落ちている
- 運転スイッチがOFFになっている
② ガス・水道の供給トラブル(自力で解決できる可能性:中)
- ガスメーターが止まっている
- 断水している
- 給水バルブが閉まっている
③ 凍結(季節・地域限定、自力対応は限定的)
- 配管が凍結してお湯が流れない
- 給湯器本体が凍結している
④ 一時的な不具合(リセットで解決する場合あり)
- エラーコードが出ているが、一時的なもの
- センサーの誤作動
⑤ 内部の故障・寿命(業者対応が必要)
- 部品の経年劣化
- 基板の故障
- 燃焼系の不具合
- 使用年数10年以上で、複数箇所が劣化
今日中にお湯を使いたい方へ:即日対応の判断と進め方はこちら
まずは、以下の症状別チェックで「今の状況がどのパターンか」を確認してください。
ここまで確認して“原因が絞れてきた”段階で、使用年数が10年以上なら次の判断が変わります。修理できる条件を先に確認しておくとムダが減ります。
給湯器が10年以上使われている場合は修理できるのか
【症状別】お湯が出ない原因と自分でできる対処法チェックリスト
【症状1】すべての蛇口でお湯が出ない(水は出る)
考えられる原因
- 給湯器本体の故障
- ガス供給の停止(ガス給湯器の場合)
- リモコンの電源OFF、ブレーカーの落下
- 冬場:配管の凍結
自分でできる確認・対処
STEP1:リモコンとブレーカーを確認
- リモコンの電源が入っているか確認
- 分電盤で給湯器専用ブレーカーが落ちていないか確認
- 落ちている場合は上げてみる
STEP2:ガスの供給を確認(ガス給湯器の場合)
- ガスコンロが正常に点火するか試す
- ガスメーターが止まっていないか確認
- ガスメーターに復帰ボタンがある場合は、取扱説明書を見ながら操作
STEP3:エラーコードを確認
- リモコンにエラーコードが表示されていないか確認
- 表示されている場合は、メモを取る
ここまで試しても改善しない場合は、内部の故障が疑われます。
業者に相談すべきライン
- エラーコードが出ていて、リセットしても消えない
- ガスも水も正常に供給されているのに、お湯が出ない
- 使用年数が10年以上
※ 水も出ない場合は、給湯器ではなく断水・止水栓・水道側のトラブルの可能性があります。
まず他の蛇口で「水が出るか」を確認してください。
【症状2】特定の蛇口だけお湯が出ない
考えられる原因
- 蛇口の故障(混合水栓の不具合)
- 配管の詰まり
- 蛇口内部のカートリッジの劣化
自分でできる確認・対処
STEP1:他の蛇口でお湯が出るか確認
- キッチン・お風呂・洗面所など、他の場所でお湯が出るか試す
- 他の場所で正常にお湯が出る場合は、給湯器本体の問題ではない
STEP2:蛇口の水側だけ開けてみる
- 水は正常に出るか確認
- 水も出にくい場合は、蛇口自体の故障
業者に相談すべきライン
- 水は出るが、お湯だけ出ない
- 蛇口から水漏れしている
- 水の出が極端に悪い
この場合、給湯器の業者ではなく、水道工事業者や蛇口のメーカーに相談する必要があります。
もし家の中すべての蛇口でお湯が出ない場合は、
給湯器本体の危険な故障である可能性が限りなく高いです。
その場合は、以下の手順で業者へ相談してください。
【症状3】お湯はぬるい、または温度が安定しない
考えられる原因
- 設定温度が低い
- 給湯器の能力不足(号数が小さい、複数箇所で同時使用)
- 温度センサーの故障
- 給湯器の経年劣化
自分でできる確認・対処
STEP1:設定温度を確認
- リモコンで設定温度が何度になっているか確認
- 低い場合は、適切な温度(40〜42度など)に設定し直す
STEP2:同時使用を避ける
- キッチンとお風呂で同時にお湯を使っていないか確認
- 給湯器の号数が小さい場合、同時使用で温度が下がることがある
STEP3:エラーコードを確認
- 温度センサー系のエラーが出ていないか確認
業者に相談すべきライン
- 設定温度を上げても、ぬるいまま
- 温度が不安定で、急に熱くなったり冷たくなったりする
- 使用年数が10年以上
【症状4】冬場、朝だけお湯が出ない
考えられる原因
- 配管の凍結
- 給湯器本体の凍結
- 凍結予防運転が作動していない
自分でできる確認・対処
STEP1:気温が上がるまで待つ
- 軽度の凍結であれば、日中に気温が上がると自然に解凍されることがある
STEP2:凍結した配管を安全に温める
- ぬるま湯(30〜40度程度)をタオルに染み込ませ、配管に巻く
- × 熱湯を直接かけるのは絶対にNG(配管が破裂する危険)
STEP3:凍結予防運転の設定を確認
- リモコンで「凍結予防」の設定がONになっているか確認
- ブレーカーが入っていないと、凍結予防運転が作動しない
業者に相談すべきライン
- 昼になっても解凍されない
- 配管から水漏れしている(破裂の可能性)
- 毎朝凍結を繰り返す
建築の現場でも、「凍結を放置して配管が破裂し、
修理費用が高額になった」というケースを何度も見てきました。
凍結が疑われる場合は、早めに業者に相談することをおすすめします。
【症状5】エラーコードが表示されている
考えられる原因
エラーコードによって異なりますが、代表的なものは以下の通りです。
- 燃焼系エラー(111、112など):点火不良、ガス供給異常
- 缶体温度異常(140など):温度センサーの故障
- 給湯温度異常(632など):お湯の温度が異常に高い
- 水系統エラー(290など):給水異常、断水
※ ここで挙げた番号は一例です。同じ番号でもメーカー・機種で意味が異なることがあります。
必ず取扱説明書(またはメーカー公式)で確認してください。
自分でできる確認・対処
STEP1:エラーコードをメモする
- リモコンに表示されているエラーコードを正確にメモ
STEP2:一度リセットしてみる
- リモコンの電源を切る
- 数分待ってから、再度電源を入れる
- エラーが消えて、お湯が使えるか確認
STEP3:取扱説明書を確認
- エラーコードの意味を確認
- 「リセットで復旧する可能性がある」と書かれている場合は、一度試してみる
業者に相談すべきライン
- リセットしても、同じエラーが繰り返し出る
- 取扱説明書に「業者に連絡してください」と書かれている
- エラーコードの意味が分からない
エラーコードは、給湯器が「どこに異常があるか」を教えてくれる重要な情報です。
メモを取って、業者に伝えることで、スムーズに対応してもらえます。
危険!給湯器のお湯を使わない時にやってはいけない5つのNG行動
お湯が出ないと焦る気持ちは分かりますが、以下の行動は絶対にしないでください。
× 給湯器本体のカバーを開ける
内部には、ガス・電気・水が複雑に絡んでいます。資格のない人が触ると、
感電・ガス漏れ・水漏れのリスクがあります。
× 配管を外したり、接続部を触る
配管の接続部を緩めたり外したりすると、水漏れやガス漏れの原因になります。
× 凍結した配管に熱湯をかける
急激な温度変化で配管が破裂することがあります。
温めるなら、ぬるま湯をタオル越しにゆっくりかける方法が基本です。
× 何度もリセットを繰り返す
エラーが出ている状態で何度もリセットを繰り返すと、故障が悪化することがあります。
× ガス臭がするのに操作を続ける
少しでもガスの臭いがする場合は、すぐに使用を中止してください。
窓を開けて換気し、ガス会社または業者に連絡してください。
修理か交換か? お湯が出ないトラブルをプロに相談すべき基準
以下のいずれかに当てはまる場合は、自力での解決は難しいと考えてください。
無理をせず、業者に相談することをおすすめします。
① エラーコードが消えない
リセットしても同じエラーが繰り返し出る場合は、内部の故障が疑われます。
② 水漏れ・異音・焦げた臭いがする
安全面でリスクがあるため、すぐに使用を中止して業者に連絡してください。
③ 使用年数が10年以上
給湯器の寿命は一般的に10〜15年です。
10年を超えている場合、修理よりも交換を検討したほうが、長い目で見て安心です。
④ 自分で確認しても原因が分からない
「リモコン・ブレーカー・ガスメーター・水道、すべて正常なのにお湯が出ない」という場合は、内部の故障が疑われます。
⑤ 夜間・休日で、すぐにお湯を使いたい
小さなお子さんがいる、介護が必要な家族がいる、
といった事情で「今日中にお湯を使えるようにしたい」という場合は、
即日対応できる業者に相談するのが現実的です。
給湯器の寿命は何年?修理と交換はどちらがお得か費用の目安を解説
業者に相談した結果、「修理で済むのか」「交換が必要なのか」の判断が必要になることがあります。
修理を検討する場合
- 使用年数が5年以内
- 故障箇所が特定の部品に限定されている
- メーカー保証または延長保証が有効
修理費用の目安:1万〜5万円程度(部品・作業内容により変動)
交換を検討する場合
- 使用年数が10年以上
- 複数箇所に不具合がある
- 修理費用が5万円以上かかる
- メーカーが部品供給を終了している
交換費用の目安:15万〜30万円程度(本体+工事費、号数・機能により変動)
判断のポイント
建築の現場でよく見るのは、「10年使っている給湯器を5万円で修理 → 1年後にまた別の箇所が故障 → 結局、修理代と交換代の両方を払う」というパターンです。
使用年数が10年を超えている場合は、
「今後10年の安心」という視点で、交換も視野に入れることをおすすめします。
【当日解決orじっくり比較】あなたに最適な解決策の選択
状況によって、取るべき行動は変わります。以下のどちらに近いか考えてみてください。
【パターン1】今すぐお湯を使いたい人
- 今日中、遅くとも明日中にお湯を使えるようにしたい
- 小さな子どもがいる、介護が必要な家族がいるなど、お風呂が使えないのは困る
- 費用は多少かかっても、まずは生活を元に戻したい
→ 即日対応できる業者に相談してみる
即日対応を専門にしている業者であれば、
- 電話やLINEでの相談が無料
- 最短で当日中に訪問・見積もり
- 在庫があれば、その日のうちに交換まで完了
といった対応が可能です。
まずは「今どういう状況か」「エラーコードは何か」「いつまでにお湯を使いたいか」を伝えるだけでOKです。見積もりを見てから判断できるので、相談だけでも構いません。
【パターン2】少し余裕があり、比較してから決めたい人
- 数日以内には解決したいが、少し時間の余裕はある
- 複数の業者で見積もりを比較してから決めたい
- メーカーや機種も含めて、じっくり選びたい
→ 複数の業者から見積もりを取って比較する
2〜3社から見積もりを取ることで、
- 金額の相場が分かる
- 説明の丁寧さや信頼性を比較できる
- 納得して決められる
といったメリットがあります。
まとめ|原因を知れば、正しい対処ができる
給湯器からお湯が出ない原因は、簡単な設定ミスから、内部の故障、寿命まで様々です。
大切なのは、「まず原因を特定する → 自分で安全に対処できる範囲を試す → ダメなら無理せず相談する」という流れです。
- リモコン・ブレーカー・ガスメーター・水道など、安全な範囲で確認する
- 本体を開ける、配管を触る、熱湯をかけるなどの危険な行動は絶対にしない
- エラーコード・水漏れ・異音・使用年数10年以上の場合は、すぐ業者に相談
- 「今すぐ使いたい」のか「比較してから決めたい」のかで、相談先を選ぶ
無理をして我慢し続けると、生活に支障が出るだけでなく、
故障が悪化して修理費用が高くつくこともあります。
「業者に相談する」ことは、決して恥ずかしいことではありません。
見積もりを見て納得できれば依頼すればいいですし、納得できなければ断ればいいだけです。
建築会社を経営する立場から言えば、「早めに相談して、冷静に判断する」ことが、
後悔しない選択につながります。
まずは今の症状を整理して、次の一歩を踏み出してください。


コメント