給湯器の修理費用はいくら?故障別の相場と内訳を建築のプロが徹底解説

給湯器トラブル
  1. 「修理費用がどれくらいかかるか分からなくて不安」
  2. 【結論】修理費用は「部品代+作業費」で決まる
  3. 【一覧表】給湯器の修理費用相場|からセンサー基板交換まで
    1. ① 温度センサーの交換
    2. ② 電磁弁の交換
    3. ③ 基板の交換
    4. ④ 点火プラグの交換
    5. ⑤ 燃焼ファンの交換
    6. ⑥ 熱交換器の交換・洗浄
    7. ⑦ リモコンの交換
    8. ⑧ 配管の修理・交換
  4. なぜその金額? 出張費・部品代・作業費など「修理費用の内訳」
    1. ① 出張費
    2. ② 診断費
    3. ③ 部品代
    4. ④ 作業費
    5. ⑤ その他(駐車場代、時間外料金など)
  5. 【要注意】給湯器の修理費用が「想定より高くなる」4つのケース
    1. 修理費用が高くなるケース
      1. ① 使用年数が古く、部品が手に入りにくい
      2. ② 複数箇所を同時に修理する必要がある
      3. ③ 設置場所が特殊で、作業が難しい
      4. ④ 夜間・休日に対応を依頼する
    2. 修理費用が安くなるケース
      1. ① メーカー保証が残っている
      2. ② 延長保証に加入している
      3. ③ 故障箇所が単純で、作業が簡単
      4. ④ 複数の業者から見積もりを取る
  6. ぼったくりを防ぐ!見積もりで確認すべき「4つのチェック項目」
    1. ① 見積もりの内訳が明示されているか
    2. ② 部品が純正品か互換品か
    3. ③ 保証内容が明示されているか
    4. ④ 追加費用が発生する可能性はあるか
  7. プロが教える「修理か交換か」の損益分岐点|5万円が判断の目安?
    1. 修理費用と使用年数の関係
    2. 判断の考え方
  8. よくある質問(Q&A)
    1. Q1. 見積もりを取るだけで費用はかかりますか?
    2. Q2. 見積もりを見てから断っても大丈夫ですか?
    3. Q3. 修理費用が想定より高かった場合、値引き交渉はできますか?
    4. Q4. 修理費用を安くするために、自分で部品を買って業者に取り付けてもらうことはできますか?
    5. Q5. 修理費用が高額なので、分割払いはできますか?
  9. まとめ|修理費用の相場を知って、納得して判断する

「修理費用がどれくらいかかるか分からなくて不安」

給湯器が故障したとき、
業者に連絡する前に気になるのが「修理費用はいくらかかるのか」ということだと思います。

「見積もりを取ったら、予想以上に高かった」

「この金額は妥当なのか判断できない」

「修理するより交換したほうがいいのか」

こういった不安を抱えている方は多いはずです。

建築会社を経営し、現場で数多くの給湯器修理に立ち会ってきた立場から言えば、
修理費用は故障箇所・部品・作業内容によって大きく変わるため、「一律いくら」とは言えません。

ただし、「だいたいこれくらいの範囲」という目安を知っておくことで、
見積もりを見たときに「高すぎるのか、妥当なのか」を判断しやすくなります。

このページでは、

  • 「給湯器の修理費用の相場」
  • 「費用の内訳」
  • 「高くなるケース・安くなるケース」

そして「修理か交換か」の判断基準を整理してお伝えします。


【結論】修理費用は「部品代+作業費」で決まる

給湯器の修理費用は、大きく分けて以下の要素で構成されています。

  1. 出張費(業者が訪問するための費用)
  2. 診断費(故障箇所を特定するための費用)
  3. 部品代(交換する部品の代金)
  4. 作業費(部品を交換する作業の費用)
  5. その他(駐車場代、時間外料金など)

修理費用の目安は、1万〜5万円程度が一般的ですが、
故障箇所によっては10万円以上かかることもあります。

このページでは、故障箇所別の費用相場を整理していきますので、
今の状況と照らし合わせて確認してみてください。


【一覧表】給湯器の修理費用相場|からセンサー基板交換まで

ここでは、よくある故障箇所ごとに、修理費用の目安を整理します。

※ あくまで目安です。業者・地域・機種によって変動します。


① 温度センサーの交換

症状:

  • お湯の温度が不安定
  • 設定温度にならない
  • エラーコード「140」「632」などが出る

修理費用の目安:

  • 部品代:5,000円〜1万円
  • 作業費:5,000円〜1万円
  • 合計:1万〜2万円程度

補足:

温度センサーは比較的交換しやすい部品で、作業時間も30分〜1時間程度です。
使用年数が5年未満であれば、修理で対応するのが妥当でしょう。


② 電磁弁の交換

症状:

  • お湯が出ない、または出たり止まったりする
  • エラーコード「111」「112」などが出る

修理費用の目安:

  • 部品代:1万〜2万円
  • 作業費:5,000円〜1万円
  • 合計:1.5万〜3万円程度

補足:

電磁弁は、ガスや水の流れを制御する部品です。
劣化すると、お湯が出なくなったり、点火不良が起きたりします。


③ 基板の交換

症状:

  • リモコンが点灯しない
  • ボタンを押しても反応しない
  • 様々なエラーコードが出る

修理費用の目安:

  • 部品代:2万〜4万円
  • 作業費:5,000円〜1万円
  • 合計:3万〜5万円程度

補足:

基板は給湯器の「頭脳」にあたる部品で、すべての動作を制御しています。
基板が故障すると、様々な症状が出ることがあります。

基板交換は比較的高額になるため、使用年数が10年以上の場合は、
交換を検討したほうがよいケースが多いです。


④ 点火プラグの交換

症状:

  • 点火しない、または点火に時間がかかる
  • エラーコード「111」などが出る

修理費用の目安:

  • 部品代:5,000円〜1万円
  • 作業費:5,000円〜1万円
  • 合計:1万〜2万円程度

補足:

点火プラグは、ガスに着火するための部品です。
劣化すると、点火しにくくなったり、点火不良が起きたりします。


⑤ 燃焼ファンの交換

症状:

  • 異音がする(「ゴーッ」「ブーン」など)
  • エラーコード「710」「71」などが出る

修理費用の目安:

  • 部品代:1.5万〜3万円
  • 作業費:1万〜1.5万円
  • 合計:2.5万〜4.5万円程度

補足:

燃焼ファンは、給湯器内の空気を循環させる部品です。
故障すると、異音が出たり、燃焼不良が起きたりします。


⑥ 熱交換器の交換・洗浄

症状:

  • お湯がぬるい
  • お湯の量が少ない
  • エラーコード「632」などが出る

修理費用の目安:

  • 洗浄の場合:1万〜2万円程度
  • 交換の場合:5万〜15万円程度

補足:

熱交換器は、ガスの熱を水に伝える部品です。
内部にスケール(水垢)が溜まると、効率が落ちてお湯がぬるくなります。

洗浄で改善することもありますが、劣化が進んでいる場合は交換が必要です。
熱交換器の交換は高額になるため、使用年数が10年以上であれば、
給湯器ごと交換したほうがよいケースが多いです。


⑦ リモコンの交換

症状:

  • リモコンの画面が映らない
  • ボタンを押しても反応しない
  • リモコンだけが故障している(給湯器本体は正常)

修理費用の目安:

  • 部品代:1万〜2万円
  • 作業費:5,000円〜1万円
  • 合計:1.5万〜3万円程度

補足:

リモコンだけの故障であれば、リモコンだけを交換すれば済みます。
給湯器本体は正常なので、比較的安く済むことが多いです。


⑧ 配管の修理・交換

症状:

  • 配管から水漏れしている
  • 配管が破損している(凍結など)

修理費用の目安:

  • 部分修理:1万〜3万円程度
  • 配管全体の交換:3万〜10万円程度

補足:

配管の修理費用は、破損の範囲や設置場所によって大きく変わります。
凍結による配管破裂の場合、複数箇所が破損していることもあり、
費用が高額になることがあります。


なぜその金額? 出張費・部品代・作業費など「修理費用の内訳」

見積もりを見たとき、「なぜこの金額なのか」を理解するために、
費用の内訳を知っておくと役立ちます。


① 出張費

相場:無料〜5,000円程度

業者が訪問するための費用です。

  • 無料の業者:見積もり後に契約すれば出張費無料、としている業者もある
  • 有料の業者:訪問するだけで出張費が発生する

確認ポイント:

電話で問い合わせる際に、「出張費はかかりますか?」「見積もりだけなら無料ですか?」
と確認しておきましょう。


② 診断費

相場:無料〜5,000円程度

故障箇所を特定するための費用です。

多くの業者は、診断費を出張費に含めていますが、別途請求する業者もあります。


③ 部品代

相場:5,000円〜4万円程度

交換する部品の代金です。

部品代は、

  • 部品の種類(センサー、基板、ファンなど)
  • メーカー(純正品か互換品か)

によって変わります。

純正品と互換品の違い:

  • 純正品:メーカーが製造・供給している正規の部品。品質・保証が確実。
  • 互換品:サードパーティが製造している代替部品。純正品より安いが、品質にばらつきがあることも。

基本的には、純正品を使う業者を選ぶことをおすすめします。


④ 作業費

相場:5,000円〜1.5万円程度

部品を交換する作業の費用です。

作業費は、

  • 作業の難易度(簡単か、複雑か)
  • 作業時間(30分か、2時間か)

によって変わります。


⑤ その他(駐車場代、時間外料金など)

以下の追加費用が発生することもあります。

  • 駐車場代:業者の車を停める場所がなく、コインパーキングを使った場合
  • 夜間・休日料金:夜間(18時以降)や休日に対応した場合(5,000円〜1万円程度)
  • 高所作業費:高所に設置されている給湯器の場合(5,000円〜1万円程度)

【要注意】給湯器の修理費用が「想定より高くなる」4つのケース

同じ故障内容でも、条件によって修理費用が変わることがあります。


修理費用が高くなるケース

① 使用年数が古く、部品が手に入りにくい

給湯器が10年以上前の機種だと、部品の供給が終了していることがあります。

後継機種の部品で代替できることもありますが、通常より高額になることがあります。


② 複数箇所を同時に修理する必要がある

複数の部品が同時に故障している場合、部品代・作業費が重なって高額になります。

たとえば、

  • 温度センサー+電磁弁の交換:3万〜5万円
  • 基板+燃焼ファンの交換:5万〜7万円

といった具合です。


③ 設置場所が特殊で、作業が難しい

  • 高所に設置されている
  • 狭いスペースに設置されている
  • 配管が複雑

といった場合、作業時間が長くなり、作業費が高くなることがあります。


④ 夜間・休日に対応を依頼する

夜間(18時以降)や休日に対応を依頼すると、時間外料金が発生することがあります。

時間外料金の目安:5,000円〜1万円程度


修理費用が安くなるケース

① メーカー保証が残っている

給湯器のメーカー保証(通常1〜2年)が残っている場合、
無償または低価格で修理できることがあります。

保証書を確認して、保証期間内であれば、まずメーカーに連絡してください。


② 延長保証に加入している

給湯器購入時に延長保証に加入している場合、
保証期間内であれば無償または低価格で修理できます。


③ 故障箇所が単純で、作業が簡単

温度センサーや点火プラグなど、交換が比較的簡単な部品であれば、作業費が安く済みます。


④ 複数の業者から見積もりを取る

2〜3社から見積もりを取ることで、

  • 金額の相場が分かる
  • 極端に高い業者、極端に安い業者を避けられる

といったメリットがあります。


ぼったくりを防ぐ!見積もりで確認すべき「4つのチェック項目」

業者から見積もりをもらったとき、「この金額は妥当なのか」を判断するために、
以下のポイントを確認してください。


① 見積もりの内訳が明示されているか

「修理費一式:5万円」とだけ書かれている見積もりは要注意です。

以下の項目が明示されているか確認してください。

  • 出張費
  • 診断費
  • 部品代(部品名も明記されているか)
  • 作業費
  • その他(駐車場代、時間外料金など)

内訳が明示されていない場合、「なぜこの金額なのか」を質問してください。


② 部品が純正品か互換品か

見積もりに記載されている部品が、

  • メーカーの純正品なのか
  • サードパーティの互換品なのか

を確認してください。

純正品のほうが信頼性は高いですが、互換品より高額になります。


③ 保証内容が明示されているか

修理後の保証について、

  • 保証期間は何ヶ月か(通常3ヶ月〜1年)
  • 保証範囲はどこまでか(修理した部品のみか、給湯器全体か)

を確認してください。

保証がない業者は避けたほうが無難です。


④ 追加費用が発生する可能性はあるか

「この見積もり以外に、追加費用が発生する可能性はありますか?」と確認してください。

良心的な業者であれば、

  • 「この金額で確定です」
  • 「作業中に他の故障が見つかった場合は、事前に連絡します」

と明確に答えてくれます。


プロが教える「修理か交換か」の損益分岐点|5万円が判断の目安?

修理費用が出たとき、「修理するか、交換するか」の判断基準を整理します。


修理費用と使用年数の関係

修理費用使用年数5年未満使用年数5〜10年使用年数10年以上
1万〜3万円修理を推奨修理を検討修理でもよいが、別の箇所が壊れるリスクを覚悟
3万〜5万円修理を検討修理と交換の両方を見積もり交換を優先
5万円以上修理を検討するが、保証内容を確認交換を優先交換を強く推奨

修理費用が高額になる場合は、交換費用と比較して判断したほうが、
結果的に後悔が少ないケースもあります。
給湯器交換の費用相場|工事費込みでいくら?

部品1つ変えて直したと思っても、古い給湯器は他の部品も限界を迎えています。
3万円の修理を3回と、新品の交換費用を超えてしまいます。

まずは今の状況でいくらかかるか、正確な数字を知ることが始まりです。
東海エリアで見積り・出張費が無料の業者は、こちらから
[>東海エリアの修理・交換業者を比較する]


判断の考え方

使用年数が5年未満の場合:

  • まだ十分に使える可能性が高い
  • 修理費用が5万円以内であれば、修理を優先

使用年数が5〜10年の場合:

  • 修理費用が3万円以内なら修理を検討
  • 修理費用が5万円以上なら、交換も視野に入れる

使用年数が10年以上の場合:

  • 修理してもすぐに別の箇所が壊れる可能性が高い
  • 修理費用が3万円以上なら、交換を優先

建築の現場では、
「10年使っている給湯器を5万円で修理 → 1年後にまた別の箇所が故障 → 結局交換で20万円
→ トータルで25万円」というケースをよく見ます。

最初から交換していれば、20万円で10年以上安心して使えたはずです。

→ 給湯器の修理と交換はどっち?判断基準と後悔しない考え方


よくある質問(Q&A)

Q1. 見積もりを取るだけで費用はかかりますか?

A. 業者によって異なります。

  • 無料の業者:見積もり後に契約すれば無料、としている業者もある
  • 有料の業者:見積もりだけでも出張費が発生する

電話で問い合わせる際に、必ず確認してください。


Q2. 見積もりを見てから断っても大丈夫ですか?

A. はい、問題ありません。

見積もりを見て、「高すぎる」「納得できない」と感じたら、断って構いません。

良心的な業者であれば、無理に契約を迫ることはありません。


Q3. 修理費用が想定より高かった場合、値引き交渉はできますか?

A. 交渉してみる価値はあります。

ただし、

  • 部品代はメーカーが決めているため、大幅な値引きは難しい
  • 作業費は多少の交渉余地があることもある

というのが現実です。

極端な値引きを要求すると、

  • 工事の質が下がる
  • 保証が付かない

といったリスクもあるため、注意が必要です。


Q4. 修理費用を安くするために、自分で部品を買って業者に取り付けてもらうことはできますか?

A. 多くの業者は断ります。

理由は、

  • 部品の品質を保証できない
  • 取り付け後のトラブルの責任が曖昧になる
  • 保証が付けられない

といったリスクがあるためです。

業者が用意する部品を使うほうが、保証面でも安心です。


Q5. 修理費用が高額なので、分割払いはできますか?

A. 業者によっては対応しています。

ただし、

  • 金利が発生する
  • 総額が高くなる

といった点に注意してください。


まとめ|修理費用の相場を知って、納得して判断する

給湯器の修理費用は、故障箇所・部品・作業内容によって1万〜10万円以上と幅があります。

故障箇所別の費用目安:

  • 温度センサー交換:1万〜2万円
  • 電磁弁交換:1.5万〜3万円
  • 基板交換:3万〜5万円
  • 燃焼ファン交換:2.5万〜4.5万円
  • 熱交換器交換:5万〜15万円

見積もりを見るときのチェックポイント:

  • 内訳が明示されているか
  • 部品が純正品か
  • 保証内容が明示されているか
  • 追加費用の有無

修理か交換かの判断基準:

  • 修理費用3万円以内+使用年数5年未満 → 修理を優先
  • 修理費用5万円以上+使用年数10年以上 → 交換を優先

修理か交換か判断に迷う場合は、まず見積もりを取って相場を知ることも一つの方法です。
→ 給湯器交換は何社に見積もりを取るべき?

建築会社を経営する立場から言えば、
「修理費用の相場を知らずに契約して後悔する」ケースをよく見ます。

まずは複数の業者から見積もりを取り、内容を比較してから判断することをおすすめします。

焦って1社だけで決めるのではなく、納得して選ぶことが、後悔しない対処法です。


→ 即日対応の業者に相談する
→ 給湯器交換を比較して決めたい人向けのページ

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